２１４．委任者と代理人 | 横須賀市で不動産売却のご相談を承り売却に役立つ情報を記事にて発信

「委任者」とは、委任をする人、つまり本来なら手続きをしに行かなければならなかった本人のことを言います。

「委任状」を書くのは代理人ではなく「委任者」が書く必要がありますが、実際は代理人等が書面を作成してきて、内容を読みあわせて了解を得た上で署名捺印をして書面を整えるケースも多いです。

委任者は中身内容をよく確認して署名捺印前にわからないことは、きちんと質問説明を求めて納得をしてから署名捺印するべきです。

「代理人」とは、委任者の代わりに必要な手続きを行う人のことを言います。

基本的には代理人は基本委任状を書けませんが、委任者が書けない状況である説明を求められることもあります。

「委任状」には、選任をした代理人の住所、氏名、生年月日、委任する内容、委任者の住所、氏名、連絡先、記入日、委任者の捺印等の記載や押印が必要です。

委任状をもらった「代理人」は、手続きをする時には、預かった「委任状」の提示又は手交し、代理人の本人確認の書類の提示が必要となります。