393.思い出の不動産取引と物件調査⑬埼玉県戸田市

query_builder 2025/10/27
不動産買取不動産売却
(両手に家二つ)12・19・27・34

売主から戸田市にある2棟のアパートの売却処分を依頼受ける。


既にその方針を売主からは数年前に聞いており、2階建ての2棟の木造のアパート物件には22戸の店子がいた。物件売却方針を打ち出して、本件相談があった時からその対応や方針などを打ち合わせており、アドバイスとして、店子すべてを退去させる必要はないが、店子との賃貸借期限が来た時には、更新をしない旨を期限の6か月前から書面で予告しておく準備が必要であると伝えていました。


通常大家が更新しない旨を店子に伝える場合、賃貸借契約書に条文がある場合を除き、更新期限日の6か月前に通告しておく必要があります。


結局退去、更新せずして売却をしたい時には、入居者は22世帯が8世帯になっていました。


そのうちの1世帯は家賃の延滞があり弁護士から退去通告をしてもらい退去させました。思い出すとまず、各戸へ手紙を出し、小生が当たり障りのない文面を考え、市役所から建物の老朽化で取り壊しか建て直しをするように指示があり、不本意ながら退去をしてもらいたい旨の手紙を大家名義で出し、その後大家の代理人として小生が、7世帯を戸別訪問して退去の交渉を始めた事案である。


通常1年越しぐらいの事案であるが、しかも、自宅にいる時を見計らっての交渉になるので夜間が多く、20時前後に何度も足を運んでみたり、土曜や日曜祝日も関係なく交渉を続けた。


さらに同様の家賃の条件で、居住エリアを住宅地図で付近の住所、丁目別に準備して、レインズに掲載されている賃貸物件を記したものを提示して交渉をした。


そのうち引っ越し先の物件を見てきた人が出てきて、引っ越し者が1件決まった時は良かった、やったと思いました。これを機に、引っ越し移転先を決めた方やこのエリアに限らず引っ越しをしていった方々が重なり、最後は、西川口のラブホテルに勤務をしていた老婆が移転先を決めてくれて、結果半年かからずに全員退去して空き家ができることになりました。


この間に退去関連の必要経費で支払った金額は、大家の考えていた予算金額の半分にもならず、満足した明渡し交渉になったし、交渉の難しさや相手方のことを考えつつも、大家側の事情で退去させることにも誠意をもって理解させることの難しさ、現実の金銭が絡むことにもなり、大変良い経験ができました。明渡し交渉を全て一人でやり抜いたことも自分の自信に繋がりました。


その後すべて退去したので、建物の解体工事、土地の測量を行い、更地にする間に、買主はディベロッパーの大宮支店と交渉して決まっていたので、買主の大宮支店で売買契約書を締結して、資金決済を行い売主の意向に沿った取引が、結果的にはスムーズに完了できた事案ケースです。


当初から店子に対する所有者からの小生への委任状があるとはいえ、全て一人で明渡し交渉を行い、結果割と短期間で誠意を尽くして対応ができたことは、大変なよい思い出です。

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横須賀・三浦の不動産売却相談センター

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