152.解体工事におけるアスベスト

query_builder 2024/03/27
不動産売却住み替え商業施設誘致農地事業承継別荘地
(家とはな)13・21・28・35

私は平成25年(2013年)からある解体業者に勤務して実務面の事務を経験したことがあります。


解体現場確認、近隣への挨拶、行政機関への書類面の届け出等です。


以前にも触れましたが石綿(アスベスト)の種類として白石綿(クリソタイル)、青石綿(クロシドライト)、茶石綿(アモサイト)他にアンソフィライト石綿、トレモライト石綿、アクチノライト石綿とあり、白→茶→青の順に発がん性が強くなります。


また解体工事作業を3つのレベルに分け「レベル1」は最も危険性の高い飛散性の多い作業で主に外壁の仕上げ塗材の吹き付け材が対象です。


「レベル2」はアスベストが含まれる断熱材や耐火被覆材等が対象で「レベル1」同様作業場の隔離、更衣室、前室の設置と届出が必要です。


「レベル3」は飛散の可能性が低くビニール床タイルやスレート等成形された建材が対象です。


当時使われている建材、部署で判断し「白」が含有されている製品には作業依頼者の了解のもと検体を取り含有度を確認するケースもありましたが、基本作業的には「レベル3」の時は「有無」のみを行政への届け出で済ませても問題ありませんでした。

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