241.制限行為能力者とは

query_builder 2024/10/21
相続離婚事業承継
(家型つみき二つ)9・16・24・31

行為能力(単独で取引を行う資格)を制限された者を「制限行為能力者」といいます。


年齢又は家庭裁判所の審判という形式的な基準によって一定の範囲の者を定め、それらの者の行為能力を一律に制限します。


制限行為能力者は、行為能力が制限された行為、法律行為を自分の判断のみで単独で行うことができません。


そこで制限行為能力者の利益を図るために「保護者」が付けられます。保護者は、制限行為能力者自らがする行為に助力し(同意権)、あるいは制限行為能力者を代理して取引を行います(代理権)。


そして、制限行為能力者が保護者の同意なしに単独で行為した場合には、保護者はその行為を取り消すことができます(取消権)。


制限行為能力者には、未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人の4種類があり、それぞれの想定される判断能力の程度に違いがあり、それに応じて行為能力の制限により保護される範囲にも差異があります。

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