429.思い出の不動産取引と物件調査㊾山口県美祢市

query_builder 2026/01/30
不動産買取不動産売却
(両手に家二つ)12・19・27・34

東京地方裁判所の破産案件であるが、財産目録に山口県美祢市大嶺町の工場の処分対象の物件があり、現地で物件確認と物件調査を行なった事案である。当時忙しい弁護士からの信頼もあり、現地の当該物件に対して、破産管財人弁護士に代わって破産物件の旨の掲示をするように頼まれた。JR美祢線の美祢駅から徒歩でも20分弱のところで、数件の工場が立ち並ぶ一角に物件はあった。


地元では当該物件が倒産物件であることは、周知の事実であった。従って美祢市役所を訪問して物件調査をしている時には、東京から来たというと、市役所の職員の方々から、「あの倒産物件はどうなるのですか?」「次はどんな会社が入るのですか?」「従業員の勤務はどうなりますか?」「雇用に地元から採用があるのでしょうか?」などと色々聴かれました。


町の地元の行政としても、特に雇用やどんな業種の企業が出てくるのかは、行政だけでなくても興味があって当然のことです。


特に地方では市民、住民の中に、企業が生活の一部として入り込み、定着していることの象徴だと思います。


地方案件には限りませんが、物件調査で役所に行くと必ずと言ってよいほど、特に破産案件の場合は、結構聴かれる質問です。


地元で破産事案と知っていても、最初の調査時点ではまだ買主が決まっているわけでもないので、何とも言えませんでしたが、小生の回答に興味があったことは事実です。


破産物件に依頼を受けた掲示をした後に、帰り際に隣地の工場の株式会社吉田SKTを訪問して、購入の意思があるか、またどんな市場か等を情報交換に訪問しました。


結果的にこの訪問が後の買主となり、本社のある名古屋の銀行で取引決済することになります。破産物件の隣地にある工場の買主は、昭和25年創立で企業歴史も古く、昭和38年からテフロン(フッ素樹脂)コーティングを始めとした表面処理加工、関連機材の販売を業としていて、昭和43年のデュポン社との契約もある企業で隣地取得して工場の拡大を図るタイミングで売買がまとまることになるのであります。


小生は、美祢市へは何度か行きましたが、決済や交渉は買主の名古屋本社であったので、結局破産管財人弁護士は破産物件のある山口の美祢工場には、一度も行かなかったことでも取引は成立し、破産物件の処理ができるケースの案件でした。


何度も使って頂いていることもあり、この破産管財人弁護士からの小生への評価、信頼を頂いていることに感謝をしているケーススタディでもありました。


取引決済が行われた名古屋でも、売主側と連携をとり、過去の経験、実績から取引の各種手配も十分できました。

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横須賀・三浦の不動産売却相談センター

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